ツイート

第46回ディジタル図書館ワークショップ参加募集

第46回ディジタル図書館ワークショップを11月11日(火)に筑波大学
東京キャンパスにて開催いたします。

今回は一般講演に加え、永崎研宣氏(人文情報学研究所)による
「人文学におけるオープンデータの可能性」と題した招待講演と
池内有為氏(筑波大学)による「オープンサイエンスと大学図書館:
研究データ共有の動向と課題」と題した特別講演を予定しております。

ふるってご参加ください。

永森光晴 / 筑波大学図書館情報メディア系


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
参加募集:第46回 ディジタル図書館ワークショップ(DLW)
	情報処理学会 第116回 情報基礎とアクセス技術研究会(IFAT)
	合同研究会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日 程: 平成26年11月11日(火)
会 場: 筑波大学東京キャンパス文京校舎 119講義室(東京都文京区大塚3-29-1)
アクセス: http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
最新のプログラム:
http://www.dl.slis.tsukuba.ac.jp/DLworkshop/DLW-program.html
参加費:無料(事前登録不要)

近年、世界最先端IT国家創造宣言など、オープンデータを活用した
行政の透明性・信頼性のための官民協働の活動の推進が期待されています。
また、行政の政策決定に市民の参加を促進するために、Twitterを代表と
するソーシャルメディアにおける公式アカウントを通じた情報提供が
盛んに行われています。
このような背景を踏まえ、情報アクセス技術研究会とディジタル図書館
ワークショップは、「オープンデータを活用した情報アクセス」という
テーマで、研究会を開催いたします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                         プログラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(1) 13:00 - 15:00
[IFAT]
Algorithm for Hierarchical Multi-way Divisive Clustering of Document Collections
◯Kishida Kazuaki (Keio University)

[IFAT]
ユーザの関心を含むマイクロブログのタイムライン情報をクエリ拡張に適用する手法の提案
◯岡本里夏, ガルカビス ビクトルス, 大山敬三(総合研究大学院大学/国立情報学研究所)

[DLW]
再生環境に注目した地域情報資源ディジタルアーカイブシステム--地域振興コンテンツの基盤として--
◯柊和佑(稚内北星学園大学)

[DLW]
放送コンテンツアーカイブのためのメタデータモデル構築
◯萩原和樹, 三原鉄也, 永森光晴, 杉本重雄(筑波大学)

休憩 15:00 - 15:15

(2) 15:15 - 15:45 特別講演
「オープンサイエンスと大学図書館:研究データ共有の動向と課題」
講演:池内有為(筑波大学)
概要:
研究データの公開に関する助成機関や学術雑誌による義務化の動向と,
海外の大学図書館の取り組み(データリポジトリの運営やデータ管理
計画作成支援)について概説する。

(3) 15:45 - 16:45 招待講演
「人文学におけるオープンデータの可能性」
講演:永崎研宣(人文情報学研究所)
概要:
オープンデータが期待するところは自由に再利用できるデータの広範な
提供である。それによって社会に何らかの新しさをもたらしてくれるの
ではないかという漠然たる期待を関係者の多くは持っているだろう。
学術雑誌でのオープンアクセスも基本的には同じような潮流にあると
言えるだろう。翻って、人文学においてこれがどのように展開されて
きているのかと言えば、再利用可能な古典籍などを紙媒体を通じてうまく
マネタイズしつつ編集から出版に至る専門性と質を高めてきたという
かつてのサイクルが、デジタル媒体を前にしたときには、未だ十分に
うまく対応できているとは言いがたい状況にある。講演者自身はマネ
タイズからは離れたところで活動してしまっているため、そのような
全体性の再構築にまでは関わることができていないが、今回は、その
ような地点から提示できるオープンデータの可能性について検討する。
特に、大蔵経データベースにおける世界各地のデータベースとの連携を
中心として、議論を進めていきたい。

[Admin of www.DL.slis.tsukuba.ac.jp]

2014年 10月23日 木曜日 00時59分19秒 JST